積極的に「ボケ」を活かした作品を撮るのが好きなメンバーによる写真展。ピンボケと言う言葉は割と知られているが、レンズの絞りをコントロールすることによるボケについては、写真撮影に興味ある人でなければ知らないかもしれない。
構図を決め、被写体にきちんとピントを合わせ、絞りを優先でシャッタースピードを決める(絞り優先撮影)。作品はどれも意識してボケられたものなのであることが良く解る。被写体が静物や花が多いからか、全体にカラフルでパステルカラーな色調な作品が多いように感じた。
とは言え、これだけ多くのボケ写真ばかりならぶと少々飽きを感じた。どちらかと言えば自分の好みは、広い範囲を隅々までシャープに写し込んだ風景や情景写真なのだろう。もちろん、こういうボケ写真が悪いわけではなく、単に好みの問題だ。
2024年12月20日 品川・キヤノンオープンギャラリー2にて
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