7月に訪問したペリリュー島に関する本を読もうと思いつつ、今日まで過ぎてしまった。まずはペリリュー島守備隊の指揮官・中川州男(くにお)大佐に関する本。
熊本県出身の大佐が辿った道と、どうして優秀な指揮を取れたかの原点的エピソード、そしてペリリュー島およびパラオ本島の戦いの推移がコンパクトに纏められており、事後ではあったが読んで正解だった。むしろ事後だからこそ、戦線の移動状況など実感できた部分があった。ペリリュー島の戦いに関する本は冊数が多いが、物語的に脚色された部分もあるという。本書はその点に留意し、あくまで事実のみを記すことに拘ったと言い、好感した。
2025年4月2日より、過日の訪問時に利用したユナイテッド航空が成田⇔パラオ直行便を運航することになった。デルタ航空が撤退して以来の定期便、あと1年早く飛ばしてくれていれば楽だったのに…この便を利用して、パラオおよびペリリューを再訪できたら良いなと思う。
2024年11月9日 自宅にて読了
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます