1月17日、阪神淡路大震災の日。今日から九州へ。
羽田からJL303便(JA03XJ:A350-900)で福岡へ。離陸の瞬間に朝日、今年の航空機初搭乗でもあり、初日の出フライトの気分。1時間29分で着陸、地下鉄で天神へ。
西鉄天神駅に到着すると肉声アナウンスが流れ、何やら慌ただしい雰囲気。なに、人身事故で区間不通!?乗車予定である本日のメイン、西鉄の観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」(レールキッチン筑後)の運転はどうなる。しばし構内で待機ののち、一般列車で大宰府まで行き、そこで自由時間の後に太宰府市発で運転されることになった。移動の際、ガイドの通訳が拙くて内容が十分に伝わっていなそうな香港人グループに通訳してあげ、そのままずっと話し続けることになる。大宰府でも天満宮まで案内し、参拝方法、飛梅の由来、おみくじの内容や結ぶことなどずっとガイド。せっかくなので梅が枝餅をご馳走してあげたが、カップルと4人組と6人ついてきていた(笑)。片言の広東語を挟んだのがウケたらしい。
ようやく出発した「レールキッチン筑後」は、やや旧い通勤用電車を改造、短編成化し誕生した観光列車。しかし内装は綺麗でゆったり、車窓風景はあまり良くないが、その食事内容は素晴らしかった。車内に厨房を持つこともあり、出された温かく本格的な料理は、これまで何十本と乗ってきた観光列車の中でもベスト5に入る。一方、手作り感のあるアナウンスやパフォーマンス(長時間停車中に運転士がギター弾き語りしたり!)はユニーク、正直これほどとは思っていなかった。もっと評価される人気の出て良い列車だ。もっと車窓が良ければなあ。
大牟田では長い付き合いのいすゞオーナー仲間と久々の再会。彼のクルマ(珍しいスバルR-1)で炭鉱の跡を巡って貰う。訪れたのは宮浦坑跡(宮浦石炭記念公園)→宮原坑→(外観のみ)万田坑。何でこれまで訪問しなかったのか不思議なほど様々な施設が遺され、ボランティアガイドの方もいたりする。例によって見学に時間がかかり、あっという間に夜になった。
明日の行程を考えれば今日中に熊本まで行っておくのがベターだが、宿泊料の安い大牟田に留まる。従来以上に旅行コストを抑える意識が働くのはちょっと侘しい気もするが、旅を続けるためにはやむを得ない。こんなチョイスもサスティナブルと言うのだろうか。街に人影はなく、たまに開いてる店の灯りが虚しく見えた。
[炭都大牟田ホステル 泊]
(JL303)
FUK 0815着
(地下鉄)
天神 0952発(予定)
★(THE RAIL KITCHEN CHIKUGO)
~福岡発 太宰府経由 大牟田行~ 地域を味わう旅ランチ
大牟田1430
*** 友人と炭坑跡めぐり ***
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