日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2025年2月8~9日 【ジェミニ】大洗あんこう鍋ツアー2025

2025-02-18 20:00:00 | クルマ

 年に一度、いすゞ仲間と集う茨城県大洗町でのあんこう鍋宴会。今年は1月末に戻って来た愛車ではせ参じることに。ところがその前週、あまりに左腿の痛みが長いので整形外科へ行ったところ神経痛と診断され、服薬とリハビリする羽目に。と言うか何もしないと脚を曲げられないくらい痛く、これはクラッチ踏めないかなと危惧したのだが、幸い治療の効果で痛みが和らぎ、試しに近所を運転してこれなら行けそうだなとなった次第。

 2月8日、1日目。あろうことかバッテリーをあげて仕舞い、電車で行くことに。前日乗った時に、スモールランプを消し忘れていた。3時間ほど充電してみたが全く回復の兆しなし。おかげで水戸市内のとんかつレストラン「クックファン」も、大洗の温泉「潮騒の湯」へも行けず宿へ直行。久しぶりにひたちなか海浜鉄道に乗り、那珂湊から宿へ。路線バスで行くつもりが常磐線特急が架線付着物で緊急停車、点検した影響で接続が狂い、駅から2km弱を歩く羽目に。

 今年の宿は「入船」、例によってアニメ「ガールズ&パンツァー」ファン向けの「ガルパン応援プラン」だ。毎年、ガルパン応援プランのある宿の中から宿泊先を変えており、どのキャラクター推しの宿だ、プランの記念品は何だというのが楽しみ。ちなみにここは「ルクリリ」嬢がマスコットキャラクターとなっている。

 冬の大洗と言えばあんこう、鍋が煮えるまで刺身やあん肝などを頂き、あんこう鍋をしっかり味わい締めは雑炊。今年の食事は適量、それでも人によっては多いと感じるか。食後はまったり、買い込んだ酒を飲みながらこの1年の状況など午前様まで語り合った。

 2月9日、2日目。朝食後ほどなく解散するのも例年通り。脚に負荷を掛けぬよう、せっかく遠出したのだが真っ直ぐ帰宅した。帰りは鹿島臨海鉄道を利用した。

 あんこう鍋を出す「ガルパン宿」で行っていない所はまだあるとのこと、来年もこの企画が続くことを楽しみにしている。(おわり)

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【本】北山公路著 「マルカン大食堂の奇跡-岩手・花巻発!昭和なデパート大食堂復活までの市民とファンの1年間-」(双葉社)

2025-02-18 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 岩手県花巻市と聞いたら何を連想するだろうか。宮沢賢治?温泉郷?ウマヅラ電車?(さすがに古すぎるか)…もしマルカン大食堂を連想したなら、その人は行ったことがあるか、花巻に関心を持って調べたことのある人だろう。

 そんじょそこらのとは違う、やたらクリームの量が多く幾重にも巻かれたソフトクリームを筆頭に、めちゃくちゃ品数の多い展望レストランが、マルカン大食堂。マルカンデパートの大食堂と言う意味だが、その本体であるデパートが営業不振と建物の老朽化と言うダブルパンチで閉店することになり、当然その大食堂も閉鎖となるはずだった。だがそれを知った地元の高校生が存続を訴える署名運動を始めたのを皮切りに、多くの人が様々な形で大食堂存続を訴え、運動に参加し或いは募金に協力した結果、デパートは閉店となったが大食堂は運営会社を変えた形で、ただし店内はほぼそのまま、厨房は総取り換えと言うスタイルで存続いや再開店した。

 本書は地元新聞社の記者とかが書いた本ではなく、その存続に関わった当人が書いている点がユニーク。どういうスキームで存続が決まったのか、私企業の存続に対する自治体の態度はどうだったのか(想像する通りだ)、どれほどの人々が関わり、どれほどの人々が再開店に押し掛けたのか、つまびらかにされている。

 先日の青春18きっぷ旅で花巻を通った時、マルカン大食堂に寄りたかったのだが時間の都合で下車できず残念に思っていた。本書を読んで、さらに残念に思う。次こそは、必ず再訪したい。

 2025年2月6日 自宅にて読了

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