森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ミヤマザクラ

2014年01月01日 | 自然観察日記
謹賀新年。振り返れば昨年は日々の生活こそ表向きあまり変化がないように見えるかもしれないのですが、やはり大きなうねりの中にあった年でした。うねりから抜け出し今年こそはと心を新たにしてはいますが、引き続きもうしばらくはゆられそうな年。目の前の課題を一つ一つ解決する姿勢で日々を送る以外にはないですね。ブログも9年を迎えます。眼力を落とさないようにと自分のために始めたのですが、確かに書くことによって新たな気付きがあり老化防止にはなかなかいい方法だと思っています。いつまで続くのか・・・?一日一日を積み重ねていくだけですね。
今年はミヤマザクラからスタートです。菅平の湿原遊歩道わきにありました。初めて見るサクラで、越後には自生していないと思います。一見して桜という感じではなく、スモモの系統かな?と思ったくらいで持ち帰っての調べで、ミヤマザクラと知りました。一応サクラ属です。最も遅く咲く種で葉が展開したと花を見ます。ここに自生していた数本の個体はそれほどの大木ではありませんでした。二次林的な環境のようですがそれほど成長は早くなく大木にはならない種のように思いました。

ミヤマザクラ 花

2014年01月01日 | 自然観察日記
うっかりすると見逃しそうな花。葉が茂っている中にある花で、色も白。清楚な控え目な感じはしますが、花は束になって案外花数は多い種です。花は他のサクラの花と共通しています。