森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ネコノメソウ

2014年01月06日 | 自然観察日記
もう6月でしたが菅平はまだ春の終わりなのでしょうか、ネコノメソウの淡い緑色の色彩が残っていて湿り気の多い木陰に一塊の群落がありました。早春の花というイメージが強い草本ですから、季節の進みが遅い場所ということがわかります。ネコノメソウは数m範囲の群落は良く出現しますが、それ以上の大群落となると見たことがありません。私がいる丘陵公園の里山フィールドミュージアムにも群落は出現するのですが、毎年消長があって100m2以上の群落にはりません。適応できそうなそれだけのスペースはあるのですが・・。何が原因するのか?目下その要因を探しています。

ネコノメソウ 果実

2014年01月06日 | 自然観察日記
よくみるとさすがに花はなくすべて果実の段階で弾けているものもかなりまります。ネコノメソウの名前の由来はこの果実の様子なのですが、確かに猫の目を連想させる一時期がありますね。