なでしこジャパンは敢えて国民栄誉賞の辞退を【週刊・上杉隆】(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
佐々木監督「心引き締まる」=なでしこ国民栄誉賞受賞で会見(時事通信) - goo ニュース
なでしこジャパンの国民栄誉賞に関して演出家のテリー伊藤も2011年7月30日の
毎日新聞の夕刊で書いている。テリー伊藤は王貞治が受けたプレッシャーなどを挙げた
上で、「それでも、私の意見は、『もらえるものは、もらっておこう』。賞の重さの一方で
『地位が人をつくる』ということもある。今回の栄光を胸に、誇り高く、日本サッカーのために
がんばってほしい。」そのかわりとしてテリー伊藤は「割烹なでしこ」「クリーニングなでしこ」
などの例を挙げて、「生涯、どんな形でも『なでしこ』の名を名乗る権利を受賞の副賞として
彼女たち全員に与えるべきだと私は思う。」と締めている。テリー伊藤は、イチローが現役で
あるということで国民栄誉賞を2度も辞退していることを何故か言及していないし、
女子ソフトボールが世界一になった時や、ワールドベースボールで日本が優勝した時に
国民栄誉賞の話が全く出なかったことにも言及していないどころか、既に彼女たちが引退
した後の事を心配してしまっている。発言に責任を持たなければならないジャーナリストと
思いつきの適当な発言が許されてしまう演出家の信頼度は明白である。団体で受賞する
ために佐々木監督が国民栄誉賞を辞退することが難しい事はよく理解できる。だからもしも
オリンピックで金メダルが取れなかったとしても、その責任は菅直人が負うべきなのである。