MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

要人の言論の自由について

2019-02-23 00:48:35 | Weblog


(2019年2月13日付毎日新聞)

韓国国会議長発言に政府が3度の抗議 「甚だしく不適切」
安倍首相、連日の謝罪と撤回要求 韓国議長発言に
日本の抗議「理解不能」 天皇謝罪発言の韓国国会議長
天皇謝罪発言の韓国議長、撤回応じず「平素からの持論」
韓国議長を重ねて批判=安倍首相「その後も同趣旨発言」―衆院予算委
天皇は「戦犯主犯の息子」=米通信社が韓国議長音声公表
平成の終わりに知っておきたい、「天皇陛下の仕事」と「皇室のお金」について

 2月12日の衆議院議員予算委員会において、安倍晋三首相が10日の自民党大会の演説で旧民主党政権を「あの悪夢のような民主党政権」と表現したことに対して、その民主党政権において外相や副総理などを歴任した岡田克也議員が「前の自民党政権の反省はないのか。取り消しなさい。」と撤回を迫るも、安倍首相は「取り消しなさいと言われても取り消さない。言論の自由がある」と断固拒否したのであるが、その安倍首相が慰安婦問題について天皇陛下による謝罪で問題が解決するとした韓国国会の文喜相議長の発言について「本当に驚いた。直ちに外交ルートを通じ、甚だしく不適切な内容を含み極めて遺憾だと厳しく申し入れた」と述べ、韓国側に抗議するとともに謝罪と撤回を求めるというのは、韓国においても言論の自由はあるだろうし、遺恨のある他国の皇帝を敬わなければならないという義務もないのだから二枚舌と批判されても仕方がないであろう。
 文喜相議長の発言を聞いた時、個人的には「こういうことだったのか」と合点が入った。やはり「下っ端」が何度謝罪したところで韓国人は日本人の「本気」を感じないであろうし、サイパン、パラオ、フィリピンなど海外慰霊を行なった今上天皇が何故韓国に謝罪に来ないのか疑問を持つことは極めて自然である。


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