MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

大臣もどきの五輪相の発言について

2019-02-24 00:50:56 | Weblog


(2019年2月14日付毎日新聞)

桜田五輪相、五輪憲章「読んでない」 目的も答えられず
「辞めない」桜田五輪相「がっかり」の次は「五輪憲章読んでない」
「大臣になりたい! なりたい!」 “がっかりしている”発言の桜田大臣、歴代珍言を振り返る
桜田大臣、それでも笑顔 また...きょうは「遅刻」で謝罪
今度は橋本聖子氏に批判殺到!「池江選手の体を使って」発言

 白血病と診断されたことを公表した競泳の池江璃花子選手に関して、桜田義孝五輪相の発言が物議を醸している。発言の一部が切り取られたのではないかという疑問が呈され、全文が公表された後も、その是非が問われるという奇妙な事態に至っている。
 どうしてこのような混乱をもたらしているのか勘案するならば、桜田五輪相の発言はいかにも五輪相が言いそうなことをただ思い付きで言っているだけなので、桜田は池江に対して悪意はなかっただろうが、池江に対する思いやりも全く感じられないからであろう。気持ちが込められていない「紋切型」の発言であるために聞く人によって解釈が変化してしまうのである。
 だから争点にするべきなのは桜田義孝五輪相の辞任ではなく、そのような奇妙な人物を大臣に選んでしまった安倍晋三首相の任命責任であろうが、


(2019年2月19日付毎日新聞)

 安倍首相は桜田五輪担当相の経歴さえ知らずに任命してしまったことを18日の衆議院予算委員会で自ら認めてしまい、そうなるともはや任命責任はそのような奇妙な安倍晋三を国会議員にしてしまった日本国民にあることになる。


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