原題:『Saw X』
監督:ケヴィン・グルタード
脚本:ジョシュ・ストルバーグ/ピーター・ゴールドフィンガー
撮影:ニック・マシューズ
出演:トビン・ベル/ショウニー・スミス/シヌーヴ・マコディ・ルンド/スティーヴン・ブランド/レナータ・バカ/故スタス・マンディロア/マイケル・ビーチ
2023年/アメリカ
老いと病について
本作が『ソウ』(ジェームズ・ワン監督 2004年)と『ソウ2』(ダーレン・リン・バウズマン監督 2005年)の間の物語であることを観賞後に知った。だから一作目を観てから本作を観た方が良いのかもしれないのだが、一作目と十作目の間が20年経っているから主人公のジョン・クレイマーを演じたトビン・ベルが急に年老いているのだが、末期がん患者としてなら逆にリアルに見えるかもしれない。
もちろんR15のスプラッター映画だから薦めるつもりはないのだが、ストーリーは相変わらずよくできていて、例えば死体の腹を裂いて腸を取り出して紐代わりに使うという展開は逆に笑いが込み上げてくるかもしれないが、最後まで飽きずに観賞できることは間違いない。
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