MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『バッドボーイズ フォー・ライフ』

2020-03-11 00:01:11 | goo映画レビュー

原題:『Bad Boys for Life』
監督:アディル・エル・アルビ/ビラル・ファラー
脚本:ジョー・カーナハン/クリス・ブレムナー
撮影:ロブレヒト・ヘイバート
出演:ウィル・スミス/マーティン・ローレンス/ヴァネッサ・ハジェンズ/アレクサンダー・ルドウィク
2020年/アメリカ

家族を持つことの是非について

 前作『バッドボーイズ2バッド』から17年経っており、主人公の一人であるマーカス・バーネットには孫ができるのであるが、もう一人の主人公であるマイク・ラーリーは独身のままで、それは仕事に対する姿勢にも変化が見られ、マーカスは家族のことを想い、引退を考えるようになるが、独身のマイクは相変わらずブランドもののスーツで身を包み高級車を飛ばしながら「生涯悪ガキ(Bad Boys for Life)」を貫くつもりでいる。本作はその対照的な2人をつなぐようにマイアミ・ハイテク捜査班(AMMO)の若手のメンバーが存在し、安全に配慮しながら危険な仕事に携わることになる。
 ところが事態は思わぬ方向に向かう。実はマイクにも家族がおり、昔交際していたイサベル・アレタスには息子のアルマンドがおり、アルマンドにマイクは命を狙われる羽目になり、ここがまたマーカスと対照性を見せ、家族がいるからといって必ずしも幸せになるということはないのである。
 最後は刑務所まで面会に訪れたマイクはアルマンドと和解するのであるが、恩赦を受けるにはアルマンドは人を殺しすぎており、マイクの見立ては甘いと思う。


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