寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

伊勢せきや

2007年09月05日 | 家飯

畏友の手土産を漸く食した。伊勢名物、貝の旨煮。今日封を切った「つぼやき」が、赤ニシで貝本来の旨みを損なわない味付けが見事だ。そば焼酎の水割りを飲みながら、パクパク口に入れた。

以前参宮あわびを送ってもらったことがあり、その味と「せきや」の名は頭にしっかり残っていた。大きな桐箱は「美しくに 菊」という詰め合わせだった。デキる男は芸が細かい。

手土産ほど気を遣うものはないだろう。私は自分が食べたことのない物は持って行かない主義である。「これは多分気に入ってもらえよう」と思える品のみを持参する。それが相手への礼儀だと考える。

しかし、時間の関係でどうしても用意できないこともある。そんな時はもみじ饅頭にする。広島で暮らしたことのある人には大抵喜ばれる。安くておいしい広島名物ナンバー1かもしれぬ。

赤ニシ旨煮

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乾麺の太さもいろいろ

2007年09月05日 | 食材
我が国には素麺、冷麦、うどんなど様々な太さの乾麺が存在する。イタリアのパスタと非常に似ている。たかが太さで食感は大いに変わってくる。この夏、私が最も多く食したのは冷麦だった。

昨年まではうどんが多かったのにどうしてだろう。これは気温上昇と深い関係がある。死ぬほど暑い日に太いうどんでは、重たい感じがするし、素麺では少し物足りないのである。ゆえに中間の太さの冷麦の登場回数が増えたのではないかと思う。

晩秋を迎えると冷麦は釜揚げ(あつむぎ)にして食べる。そして冷し素麺が温麺(にゅうめん)に変わる。私の場合、そばだけは通年冷たい「もり」である。かけそばを食べるのは大晦日か風邪をひいた時に限られる。

関東暮らしですんなり受け入れた食文化は「そば」と「うなぎ」と「すし」だった。

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