寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

敬老の日

2007年09月17日 | 家飯

敬老会の催しに顔を出し、昭和の生き証人のような方々から非常にありがたい言葉をいただいた。団塊の世代への批判は凄まじい。

「こんならーはアメリカを批判するが、自分らが一番退廃的なアメリカ文明にどっぷり浸かっとる事実には触れん。矛盾もええところじゃ。あんたらから軽蔑の眼差しで見られとることも気づかんじゃろ。バ●じゃけ~」
「▼鹿は言いすぎですが、賢さはないですねw」
「何が言いすぎじゃ。ほんまのことを言うとるだけじゃがのぅ。タコのク◆が頭にのぼりゃーがってw」
「いまやそれは死語ですよ。(馬★な癖に)偉そうにしやがってという意味でしょう。亡くなった祖父がよく使ってましたわw」


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久し振りに父とビールを飲んだ。彼がビールを飲むのは珍しい。貰い物がはけないため、やむなくというのが事実らしい。

「今日は暑かったのぅ。異常じゃ。いつまで続くんかのぅ」
「あと一週間くらいじゃない」
「このレバーみたいなのは何じゃ。割りに旨いが」
「割りに、は余計だよ。それはヒラメの肝。ねっとり舌に絡みつくね」
「あつけがいって飯もほしゅーない。麦ジュースが飯がわりじゃ」

どうでもいいような会話をしながら、ビールはグビグビ喉を流れてあっという間に無くなったのである。

酒の肴

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大江戸吉原御開帳 / 小菅 宏(ぶんか社文庫)

2007年09月17日 | 書籍

2007年8月20日初版第一刷発行、定価600円+税

吉原遊郭の歴史としきたり、そして遊女の秘戯を面白おかしく解説した初心者向けの本である。チャールズ後藤さんの漫画がいやらしい。

客は格の高い遊女といきなり仲良くすることはできず、初会(顔見せ)、裏を返す(2度目で会話程度)、馴染み(3度目で同衾)という手順が必要だった。

吉原の構造については東京人№237「江戸吉原」に詳しく書かれている。出入り口は大門のみで不夜城は約355m×約266mの大きさ。その外側におはぐろどぶ(江戸時代は幅約9m)があった。悪臭漂うどぶは遊女が逃げるのを防いでいた。

江戸人の粋な遊びの裏には吉原の影の部分(年老いた遊女のなれの果て)があったことも記憶に留めておく必要がある。

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