寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

芋掘りの記憶

2007年12月12日 | 日記

保育園の遠足で芋掘りに行って、大量の薩摩芋を袋詰めにしたのを両手に持って駅前から家までヒーヒー言いながら帰ったことがあった。天満屋の屋上に観覧車があった頃の話である。

苦労して持ち帰った芋を母は大学芋にしてくれた。その美味さが未だに忘れられないのである。現在の私は甘い物をあまり口にしなくなっているが、和菓子と正月の黒豆とこの大学芋は例外だ。

乱切りにした芋を油で揚げて、蜜を絡めて黒胡麻を振っただけの簡単な料理。隠し味は少量の醤油。やはり塩気が入ると甘みが際立つ。大学芋は母の十八番だったことをふと思い出して笑ったのである。

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嫌な陽気

2007年12月12日 | 日記

新聞を取りに外に出て「やけに温いな」と思った。忘年会をチョコチョコとこなしていても師走という感じが希薄なのはこの気温のせいなのかもしれない。

燗酒よりもビールの方が欲しい、そんな妙な12月である。灯油の使用量が抑えられるのはありがたいが、「冬らしさ」とは程遠いことを意識する日々が続いている。

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