大学の東門を出て国道2号線を渡った北側が竹屋町で、昔は下宿がたくさんあった。下宿の近くにはコンビニ、銀行、郵便局、スーパー、飯屋があり、徒歩で全て事が済んだ。やはり、あれだけの学生がいたからこそ、便利な街づくりになっていたのだろう。
本学移転の影響をもろに受けたのは銭湯、飯屋、コンビニである。大学周辺の銭湯はことごとく廃業した。広銀竹屋町支店がトヨタホームに変わり、あのセブンイレブンもとうとう店を畳んでしまった。
![セブンイレブンのあった界隈](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/53/6ab3726d81bce260f76bd184e9a476e9.jpg)
バブルに浮かれる昭和62年(1987)年の熱気はもはやどこにも感じられない。あの頃から日本は急激に「おかしく」なった。
その年の冬、セブンイレブンの隣に【たこ道楽】ができた。たまに夜食のたこ焼きを買いに行った。金は無いが、暇と性欲だけはたっぷりあった昔を私は懐かしく思い出していた。
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