寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

哀しき能書き垂れ

2007年12月27日 | 外食
割烹や料亭のカウンターで「あの店は全然ダメだ」とか「食べ方は……の順が正しい」と好き勝手なことを言うおっつぁんがいる。団塊からポスト団塊にこの種の輩は多い。

「東京にはうまいものがない」とどうして言い切れるのか。関東で暮らしたこともない真の田舎者に(笑)。「その土地の悪口を言うにはそこで三年以上生活してからにしろ」と忠告すると、大概おっつぁんは金玉を蹴り上げられた犬のような顔つきになる。

瀬戸内の料理人が「鮮度」「産地」「価格」を嬉しげに自慢するのに対して、東京の職人は冷ややかな笑いを浮かべる。「品の無さ」「視野の狭さ」を小馬鹿にしているだけではない。

「江戸村の猿に包丁を握らせて刺身を盛らせても同じってことじゃねえか」と実際に聞かされたことがあった。私は酒を噴き出して、しばらく笑いが止まらなかった。饒舌は田分けに等しいということを「大東京」で教わったのである。

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天が授けた記憶力

2007年12月27日 | 日記

幼い頃から私は記憶力がよかった。これは努力というよりも天性によるものが大きい。「一度しか通ってない道筋をようおぼえとる」と母がびっくりしていたほどである。

記憶力のよさが一番役立ったのはやはり受験だ。反復練習がほとんど必要なく、不得手な箇所の攻略にじゅうぶん時間をつぎこめた。「現役」と「浪人」を区分するものは基本をきちんとおさえているか、それと記憶力がよいか、ということだろう。

現役入学を果たした友達に勉強方法を聞いて私はそう確信した。事実、ガリ勉は皆無に近かった。効率のよいやり方を自分なりにあみ出す「知恵」が彼らにはあったのだ。

昔の友達と会って話をしていても、記憶が数珠繋ぎになるのは「現役」組とである(笑)

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