寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

呉市の音戸渡船を利用して警固屋へ向かう(後編)

2012年09月04日 | 
午前中ということもあって音戸側から渡船に乗り込んだのは私1人だった。運賃は片道70円である。船はすぐに出発した。

渡船より音戸町引地1丁目の戸田本店を望む

船尾から明治28年創業の戸田本店を望む。戦前は軍関係者の宴会がよく行われていた料亭である。橋が架かる前の音戸は相当栄えていたのだろう。

渡船より警固屋地区を望む

着々と工事が進行する新橋の巨大さを海上から実感できるのが船の醍醐味だ。行きはバス、帰りを船にして正解だった。適度な揺れが心地よく2往復したいくらいである。対岸の警固屋へは3分ほどで着く。ここまではすこぶる順調だった。

音戸渡船乗り場(音戸町警固屋8丁目)

日本一短い定期航路(『平清盛ゆかりの地 音戸の瀬戸絵巻』より)

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福山今昔その5・今町の古本屋(安倍書店)

2012年09月04日 | 日記
かつての本通り商店街には書店がたくさんあった。福山市今町2‐9の安部書店は古書専門で小学校高学年から利用し始めた。

私は本をほとんど読まない子どもだったが、推理小説の類は例外だった。ポプラ社の少年探偵団シリーズ(江戸川乱歩作)の大半をこの店で買い揃えた。地味な包装紙から放たれる独特のにおいが好きだった。

平成13年(2001)7月10日発行の『全国古本屋地図 21世紀版 / 日本古書通信社』には安倍書店の情報が掲載されている。つまり少なくとも11年前までは営業していたことになる。

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