寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

福山市西町の結婚式場・アーククラブ迎賓館(鞆鉄道株式会社のバス車庫跡地)

2012年09月12日 | 郷土史
三之丸町(西)交差点から南を望む。右手の木々に囲まれた建物がアーククラブ迎賓館(西町1丁目6-28)である。今から約80年前三之丸町と西町はどんな様子だったのだろうか。昭和5年(1930)の福山市街地図をもとに現三之丸町(西)交差点辺りを拡大してみた。

昭和5年の福山市街地図より三之丸町と西町を拡大

皆さんは交差点の北東側に外堀の一部が残っていることに気付かれたと思う。宝諸歯科医院(三之丸町11‐10)やメガネ21福山駅前店(三之丸町11‐18)は外堀を埋めた跡に建っていることになる。

※補足説明

外堀の角から東へ百米のところ、古い地図に税務署とある。戦災で消失した税務署の跡は、三之丸児童公園になった。

鞆鉄三之丸駅(鞆鉄の軌道が省線福山駅構内へ延長し、もとの鞆鉄福山駅は三之丸駅と改称、昭和六年)

『福山いしぶみ散歩 / 佐野恒男(1993年5月12日発行)』

その後外堀は埋め立てられ(昭和15年の地図では堀は見当たらない)昭和20年8月8日の福山空襲で城下町は焦土と化す。昭和40年の地図からは福山の復興が見て取れる。

昭和40年の福山市街地図より三之丸町(西)交差点周辺を拡大

三之丸町・西町1丁目に旅館が点在しているし、東桜町でホテルの建設が始まったこともわかる。アーククラブ迎賓館の場所には鞆鉄道のバス車庫があった。市営三之丸駐車場(旧三之丸駅)から迎賓館(旧バス車庫)を緩やかなカーブで結び、直線を南に伸ばしたものが旧鞆鉄の路線と考えてよかろう。

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マイワシ(七つ星)を刺身にする

2012年09月12日 | 家飯
マイワシは七つ星の別名を持つ。体に黒点が七つ並んでいることに因む。脂肪を蓄え始めたイワシ(三重県産・体長16cm程度)は1匹約80円で売られていた。

胸鰭の後ろから包丁を入れて頭を落とし内蔵をかき出し水洗いする。ペーパータオルで水分をよくふき取り三枚におろす(大名おろし)。

マイワシの小骨を抜く

腹骨をすき取った後、血合い骨などの小骨を抜く(細かい仕事だが、口当たりを良くするためには絶対に必要)。皮を頭の方からゆっくりと引っ張って剥く。

銀皮を頭の方から剥く></center><br>
光沢のある身を削ぎ切りにすると美しい血合いが現れる。刺身のケンと定番の生姜醤油を用意する。脂肪分豊富な身が口の中で溶けてゆく。カタクチイワシの刺身とは対照的に濃厚な味わいである。これなら酢飯と合わせてもきっとおいしいはず。<br>
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