福山そごう(福山市西町1丁目1-1)が誕生したのが平成4年(1992)4月。私が大学を出たちょうど1年後にあたる。地元に初めてまともな百貨店ができたことを心から喜んだ記憶がある。地下の食品売り場や大規模な書店はよく利用したが、そごうグループの経営悪化によって平成12年(2000)12月25日に閉店した。

福山そごうは山陽染工株式会社の跡地に建設された。まわローズ(青ルート)ロッツ前バス停近くの記念碑には会社創業の地と書いてある(平成14年3月建立)。今では掃除をする者が皆無らしく埃まみれである。
山陽染工の創業は大正14年(1925)1月7日。昭和62年(1987)に本社・工場が一文字町に移転したが、そごう開店後も土地は会社の所有であった。そごう閉店後、土地を市に寄贈することで市が建物を買い取った。福山ロッツとして新たなスタートを切ったのは平成15年(2003)4月25日である。松本卓臣会長(旧制福山誠之館中学校卒)の回想を読むと百貨店文化が根付かなかったことへの無念さがひしひしと伝わってくる。



福山そごうは山陽染工株式会社の跡地に建設された。まわローズ(青ルート)ロッツ前バス停近くの記念碑には会社創業の地と書いてある(平成14年3月建立)。今では掃除をする者が皆無らしく埃まみれである。
山陽染工の創業は大正14年(1925)1月7日。昭和62年(1987)に本社・工場が一文字町に移転したが、そごう開店後も土地は会社の所有であった。そごう閉店後、土地を市に寄贈することで市が建物を買い取った。福山ロッツとして新たなスタートを切ったのは平成15年(2003)4月25日である。松本卓臣会長(旧制福山誠之館中学校卒)の回想を読むと百貨店文化が根付かなかったことへの無念さがひしひしと伝わってくる。

