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寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

備後国・福山港の由来

2012年11月22日 | 郷土史
福山港内港北岸の遊歩道から市立大学を望む。大学の専用駐車場そば(キッチンアンリのすぐ西に位置)に福山港の由来を記した石碑がある。

福山港の由来が書かれた石碑

福山港の由来(碑文)

かつて運河(入江)は現リーデンローズの駐車場まで延びていたが、旧月世界前の悪臭には閉口したものである。みなと公園と大学の敷地まで埋め立てが進みこの問題は大分改善された。

福山港の由来

 福山港は、福山城築城(元和八年)の折、海から外堀まで直結するため延長約一・四kmの運河を開削し、その北岸(現在の船町あたり)に、藩船や廻船を係留したのが、始まりと伝えられています。当時は、この運河を上り下りの船が往来し、参勤交代や人・貨物の輸送を行っていました。
 この運河は、幕末頃までに東手城・新浜・曙町まで干拓事業が東に延びるにしたがって、延長は約四kmに達しました。
 その後、福山市周辺の商工業の発展に伴い昭和十二年から運河の浚渫や岸壁の整備(松浜・港町地区)を行い、鉄道と並ぶ物流の大動脈として戦時中戦後の物資の積み降ろしを当地区で行いました。
 なお、この台に使われている大型のみかげ石は、昭和三十年代に築造された岸壁の緑石を移設したものです。

石碑の周辺は物資の運搬で賑わった運河の歴史を静かに振り返るのに最適の場所である。遊歩道は市民のジョギングコースとしても人気が高い。

公園内ペット禁止の標識

帰り際みなと公園のペット禁止の標識を見た私は渋い表情になった。己の目先の利益しか考えぬ畜生以下の輩が忌まわしき売国政権を誕生させたのだと思うと不快で堪らなかったのである(笑)

福山市松浜町3丁目の愛宮神社と常夜灯(旧入江の南岸にあたる)

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続・備後国福山の晩秋の風景

2012年11月22日 | 日記
小高い丘の上でたわわに実った花柚子。枝に棘はなく本柚子と比べるとやや小型である。黄色の実が青空に映えてとても美しい。

晩秋の港には心地よい風が吹く。静寂の中、鳶が水面に向かって急降下して小魚を啄ばむ。一瞬の動きを瞼に焼き付けた私の後ろを軽快な足取りのランナーが何人も通り過ぎて行った。

心地よい風の吹く港

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