三原市本郷北４丁目３の本郷宿本陣跡

大師堂（第七十七番札所）から西へ約５０ｍの位置に麻尾医院の看板が出ていた。駐車場の先の坂を上った所に本郷宿本陣はあった。



本陣跡の住所は三原市本郷北４丁目３‐８。当時の建物は残っていないが、蔵付きの立派なお宅である。西国街道筋の商家から本陣を務めた家の情報を仕入れていたので場所はすぐに見つかった。家主は関東に移住されたという話である。

街道から少し奥まった所（北）に本陣が置かれた例は珍しいのではないだろうか。確認を終え引き返す途中、何となく気が向いて自販機でペットボトルのお茶を購入した。最終目的地に向かう前に冷たい飲料を確保したことで結果的に私は命拾いすることになる（笑）

黒いぼきゅうりの深い味わい

昔よく食べた黒いぼきゅうり。現在主流の色鮮やかなきゅうりと比べるとゴツゴツして地味な印象を受けるが、この味を忘れることはできぬ。皮が若干硬いのが特徴で歯応え抜群でとにかく味が濃いのだ。ひと手間かけて作った酢の物（鰻ざくｏｒ穴子ざく）などは左党を唸らせること間違いなしだ。