寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

岡山県小田郡矢掛町大字矢掛の高常製麩所

2014年02月01日 | 
宮の前橋を渡り再び矢掛宿に入る。旧山陽道の南側、片山食料品店の隣に地蔵と石仏が祀られていた。

食料品店

食料品店そばの石仏

ニット帽と供えられた蜜柑の色合いが強烈なため私は石造物の存在に気づき手を合わせたのだった。東町の一里塚跡の石碑から北上すると右手に高常製麩所(矢掛町矢掛2066)がある。

製麩所

この店が製造する大きな焼き麩(観光案内所に置いてあった)は矢掛町の特産品(ブランド認定品)で「すき焼きに入れると非常に美味しい」と地元の人が評していた。備中と備後は比較的近いが、食文化には大きな違いがある。素麺・柚べし・干し柿くらいしか知らなかった私だが、現地に来たことで「てんぺコロッケ」と「焼き麩」を自分の目に焼き付けることができた。

製麩所周辺の地図

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大型杭打機の動きを観察

2014年02月01日 | 日記
福山市入船町1丁目のデオデオ福山新本店の建設現場を国道2号・府中分かれ交差点から望む。大型杭打機が小刻みに稼働し黒煙を出している。業界で三点式パイルドライバと呼ばれる機械だ。

大型杭打機

杭打工事は電動ドリルのモーター部分が上下する感じと言えば分かってもらえるだろうか。旧深津郡三吉村一帯は江戸期の干拓により造成されたので地盤は軟弱である。ゆえにアルファフォースパイル工法を採用したのかもしれぬ。

あの東京停車場(工部大学校首席卒業の辰野金吾設計)が関東大震災でほとんど崩れなかったのはものすごい数の(木の)杭を地盤に打ち込んでいたためである。最新の技術を駆使してここ入船町にも大地震に耐えうる建物が誕生する。私は安易な古民家再生(金を費やす価値もない物件が結構多い)は避けるべきだと考えている。行き過ぎた「勿体ない」の精神で命を「粗末にする」のは実に馬鹿げている。近頃の変な空気は「贅沢は敵だ」と言っていた時代とそっくりじゃないか(笑)

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