寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

根深と油揚げの炊いたん

2014年02月24日 | 食文化
ねぎのことを年配者は根深(ねぶか)と言う。ねぎには青と白の2つがあるが、広島では青ねぎを指すと言ってよかろう。西日本では現在でも青ねぎが主流である。私が関東に赴任して食文化で一番ショックを受けたのは出汁の色よりもねぎの色だった。

薬味にも白ねぎを使うのが当たり前の土地柄であった。スーパーに奴ねぎは売っていたが、当時は非常に影が薄かった。関東人が白ねぎの先の青い部分を切り離してためらいもなくほかすのがまた異様であった(笑)

畑から抜いてきた青ねぎを洗い食べやすい大きさに切って油揚げと出汁で炊く料理は年寄がよく作っていた。牛すき焼きよりもあっさりしているので風邪気味の時に食べると実に美味しい。新鮮な青ねぎは先っぽまで甘いので出汁の味付けはうす口醤油と味醂で十分だ。

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岡山市北区吉備津・板倉大橋たもとにある金毘羅大權現の常夜灯

2014年02月24日 | 
山陽道沿いに建つ秋山商店(吉備津1113)の隣が蔵である。蔵の前辺りに「吉備津宮 金毘羅大權現」と書かれた常夜灯が置かれている。文化四年(1807)の建立であった。

宮西川に架かる板倉大橋

金毘羅大權現の常夜灯

常夜灯の背後を流れるのが宮西川。川に架かる非常に短い板倉大橋を渡り街道を東へ進む。橋の東詰には正一位稲荷大明神を祀るお堂がある。

板倉大橋たもとの稲荷

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鶏の心臓の串焼き

2014年02月24日 | 家飯
私が家で焼き鳥をする場合は、砂肝(ズリ)かせせり(ネック)か心臓(ハツ)である。オーブントースターにアルミホイルを敷いて焼くので出来るだけ煙(と脂)が出ない物を選びがちである。

心臓は縦に包丁を入れて開き水洗いして血の塊などを除去した上で軽く湯引きする(水分はペーパータオルなどで拭き取っておく)。1串に心臓3個あてが目安。塩コショウを両面に振ってさっと炙り焼く(余熱で火が入ることを計算)。心臓は焼き過ぎると硬くなってしまうので注意が必要だ。適度な脂肪分と旨味が舌の上に広がり2本では物足りなさを覚える。

焼物

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