(ALPS is Back@有峰口駅)
現在は、コロナ原因の減便ダイヤにて特急列車の運行もなくなってしまった地鉄の列車ですが、この夏から富山県の補助を受けて土休日のみ宇奈月温泉→立山間の特急(いわゆるアルペン号)が暫定的に復活しています。2号車はJTBが販売するツアーによる貸切で、2,500円で宇奈月→立山の乗車券に富山の寿司店で食事ができるクーポン券が付いてくるらしい。あくまで補助金事業なので、今後恒久的に復活するのかは神のみぞ知るところではありますが、ひとまず地鉄に特急列車が帰って来ました。
有峰口にて交換待ちのシーン。アルペン運用は16010形のアルプスエキスプレスの定期運用となっているようです。真ん中のサハを挟んだ3連は、平日朝は上滝線の輸送力列車、そして土日はかつてのアルペン運用というルーティン。UNやらTYやらが全線を跋扈していた時期に比べればまだまだ寂しい話ではありますが、それでもアルペン観光がかつての活気を取り戻すための第一歩なのかなと。
ちなみにJTBのツアー券、2,500円で寿司のチケットは3,500円分のモノがついているらしく、単純に宇奈月→立山の運賃2,140円+寿司3,500円=5,640円分が2,500円だというのだから補助金サマサマの内容らしい。ただ、期間は10月30日までなので今年は事実上終了になっているのが惜しいですけどね。