めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

プーアール生茶

2006-12-13 | お茶
今回の中国行きで、自分へのプレゼント?にお茶を少しと前からずーーーっと欲しかった急須を買ってきた。

お茶は、行きつけのお茶屋のおばさんのオススメのプーアールの生茶

プーアールは、熱を加えて一気に発酵させるのと、生のまま自然に発酵させるのと2種類ある。

今までは既に黒茶色くなった発酵茶ばかりを飲んできたが、今回生を飲ませてもらい気に入ったので買う事にした。

円盤みたいな形のお茶で、飲む分だけその度に崩す。

“毎年発酵過程を楽しみながら飲むのもいいね~”

なんて言って1つだけ買った。試飲は2種類して、結局その中間の味のをもらう事にしたので、今日始めて味わってみた。

美味しい~



さすがおばさん!いつも私達の気に入るお茶ばかりすすめてくれるのですっかり任せているのだけど、今回も間違いなし!

ああー  もう1つ、いや、もう2つ買っておけば良かった!!だって、10年後まで残せない。

生茶は発酵していないので温性ではないのだ。

私にはピッタリ。

あまり市場には出回らなくて、安くて美味しいのを自分用に買うらしく、それを常連に分けてくれるようなので、次行った時にはあるかどうか、、

しょっちゅう行くわけじゃないので、毎回“前回のアレまだある??”って聞くけど、たいてい無いんだよね~

茶飲み友達に電話して追加で買ってもらえるようにお願いしなきゃ!!!



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上手くいかしてこその、、、

2006-12-13 | 薬膳&食療(その他)
薬膳がブームになって、結構耳にするようになった。

知らない間に国際薬膳師と言う民間資格までできているし、薬膳を学ぶスクールも結構沢山できていてびっくりだ。

私が中医学を勉強しようと思ったのは、薬膳に興味を持ったのがきっかけ。

“病気を診ようと思わないので中医学を勉強しなくて良いから、薬膳だけ勉強したい。”

と言ったら中医の先生に、“本当に意味のある薬膳をしようと思ったら、人間の体全体を考えて分析できないとダメだよ”

と言われた。薬膳だけなら3ヶ月や半年、1年なんかのコースで学べるのに、中医学を学ぶと医学部だけに6年かかることになる。

気が遠くなるような思いをしたけど、クコや棗を散らしただけの、誰でも食べれる料理を提供するのではなく、一人一人のその時の体調に合ったオーダーメイド薬膳料理を提供したいと考えていた私は、本格的に学ぶ事にしたのである。

だから、最近の薬膳ブームについては????に思う事が多い。

便秘には○○、冷え性には○○、、、その症状に至るまでの原因は人それぞれ異なる。

体質だって異なる。

私もまだ中医学を勉強したての頃は、薬膳の本を読んで勝手に思い込みで自分の症状に合わせて薬膳料理を作っていた。

特に冬の冷えがひどかったので、生姜や肉桂(シナモン)をよく使っていたのだ。

食べてすぐは暖まるような気がしたけど、結局あまり改善せず、逆に別の所が調子悪くなってきたのだ。

それである先生に診てもらった所、“胃に熱がある”と言われた。

そして、“冷えの原因は気血不足なので、暖めるよりもまずは胃腸を整えて気血を沢山作れる様にする必要がある。”と。

燃料不足なのに火をかざしても、カラカラになるだけなのだ。

なるほど。そして、生姜は主に胃腸を暖めるとの事。

どーりでアイスクリームとか、スイカとか、冷たい飲み物が欲しくなるわけだ。

体の状態が分析できないで症状だけで当てはめて対応するのは、西洋医の方法。

薬膳もきちんと使えてこそ意味があるのだ。


そして、その分析は簡単には出来ない。本格的に勉強しても、その後臨床経験を積んで少しずつ悟って行くのである。

勉強し始めた頃は、薬膳がどんどんブームになって行くので焦っていたけど、今は良かったと思っている。

今はまだ仕事に結びついていないけど、焦らずに何か出来る事を考えよう



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たくましく!

2006-12-13 | 中国的
本場中国で中医に診てもらいたい!!


と言う人の付き添い&通訳をやってきた。

R氏は以前に2~3度お連れした事があり、薬の効果にすっかり気に入られたようで、今回もお供する事になったわけだけど、本当に元気!!

一番始めに会ったときは歩くスピードも遅く、辛そうだったのに、今ではスタスタと歩いていて“あれが食べたい、何が買いたい”と意欲満々である。

確実に私よりパワーがあると思う。

病気自体は進行を防ぐのがやっとで、完治するのは難しいのだけど、基礎体力や胃腸の調子善し悪しで、毎日が快適に過ごせる事になり、生きる事が苦でなくなる。

病院で診てもらい、薬を買うためにまず薬代を払いに行って、人の山を見て思い出してしまった。

私が実習をしていた頃、ちょっと抜け出して薬を買いに行った事があった。

列とも言いがたい列に並び、やっと自分の番が来た!と思い窓口から処方箋を差し出そうとすると、両脇から手を出されて抜かされてしまう。

おじさんおばさん、ねーちゃん、にーちゃんはもちろん、何と、おばあさんおじいさんまで!!みんなが我先にとあちこちから手を出して割り込んでくるのだ。(私が行ったのは比較的すいている午後です。)

皆さん病気持ちとは思えないたくましさ!!

私も肩や肘でガードしながら必死に会計をすませ、薬を受け取った頃にはずいぶん時間が経っていた。実習先に戻ると中国人の学生が一言“ずいぶん遅かったね”と私に言った。

“だって順番抜かしされ続けて、、、もうここで薬かうのイヤ!”と嘆くと、その子は

“君も順番抜かししていいんだよ!”と言った。 え???

 そう言う考え方があったのか!!   おそるべし中国

この割り込みは、昔モノが配給制だった頃の名残らしい。券があっても数には限りがあったので、まさに先を奪い合って勝ち取って得た時代に養った悪い習慣だ と先生はおっしゃっていた。

銀行なんかでならんでいても、後から入ってきた客が私の方を“何ボッと突っ立っているんだ?”と、頭がおかしい人を見ている様な感じで見て、そのままツツツーっと窓口に割り込んだ事がある。

さすがに中で雑談していたお兄さんに笑われ、手招きをしてしまっていた窓口を開けてくれた。

両替のコーナーだったので外国人だとわかったのかな?

いずれにせよお行儀良くまっていたのではなかなか事が進まないのだ。中国人がたくましい理由がわかるような気がする。

今でも時々後ろにならんでいる人が触れたりすると、反射的に肘ガード体勢になってしまう事がある  ここは日本だった!!    


日本の生活って温泉につかっているみたいだ
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