民主党・小沢代表が台湾・民主進歩党主席の蔡英文氏と会談した。
民主党の対台湾政策はいまひとつ明らかではないが、このような会談は意義あることだろう。
でも、西松建設の献金問題を、陳水扁・前総統の問題と結びつけるのはちょっと身勝手かも。
「政権交代ができる台湾は、日本より進歩」しているかも知れないが、それも中国の出方次第では、風前の灯火だという認識を忘れるべきではない。
「台湾は日本より進歩」 小沢氏、民進党主席に
2009年3月17日 19時51分
民主党の小沢一郎代表は17日、党本部で台湾の野党、民主進歩党(民進党)の蔡英文主席と会談し「総統選による政権交代を経験した台湾は、日本より民主主義が一歩進んでいる」と強調した。その上で「日本でも今回こそ2大政党制の下で政権交代をして、本当の民主主義を実現したい」と述べ、次期衆院選勝利に意欲を示した。
一方、陳水扁前総統が台湾総統府機密費の不正流用事件をめぐり起訴されたことを念頭に小沢氏は「お互いに境遇が似ていますね」と声を掛けた。陳氏は2008年1月まで民進党主席。11月に逮捕されるまで「捜査は政治的な陰謀だ」と繰り返し主張していた。