日本のマスコミでは完全に無視されているが、「台湾の声」の報道によれば、長沙で開かれた「国共フォーラム」において、中国側による台湾統一工作の一端が明らかにされた。
NHKの「アジアの”一等国”」が、ほとんど中国側の意に添って制作されたことが分かる。
【ニュース】国共フォーラムで呉伯雄が「同種」を強調 2009.7.13 台湾の声
中華人民共和国(中国)湖南省長沙で7月12日、中国共産党と中国国民党による第5回「両岸経済文化フォーラム」(国共フォーラム)が閉幕した。 同フォーラムには中国と台湾から約500名が出席し、台湾から呉伯雄・中国国民党主席をはじめとする国民党幹部および学者、台湾政府関係者らが参加。中国側からは賈慶林・全国政治協商会議主席ら中国共産党幹部が参加した。 同フォーラムでは、閉幕時に共同宣言が発表され、両岸(台湾と中国)文化交流の強化、遺跡や文化資産の保護、大型芸術交流活動の強化、知的財産権保護の強化、両岸文化教育協力システムの構築などが謳われたほか、さらに踏み込んで、将来の漢字の差の縮小と辞書の共同編纂、両岸テレビドラマの共同制作、両岸学歴相互承認、両岸報道機関常駐機構の相互設置など、中国による台湾併呑を促進しかねない内容も含まれていることから、今後台湾国内での批判の高まりが予想される。 同フォーラムで呉伯雄・国民党主席は、「両岸は『同文同種』であり、血脈が連なり、同一の祖先に源を発する」などと思い込みによる持論を展開し、「文化も本質的に同じ」などと中国側にすり寄り、中国人に気に入られるために台湾人の多数が持つ中国とは関係ない台湾人独自の血脈や文化を否定してみせるなど歴史捏造に躍起だった。
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