澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

高雄・ワールドゲームズ(高雄世運2009)開会

2009年07月17日 10時30分35秒 | Weblog

ほとんどの日本のマスコミが報道していないが、昨夜、台湾・高雄でワールドゲームズ大会が始まった。
オリンピックには登場しないスポーツ競技を集めた世界大会で、これが第8回の開催のようだ。
5月、高雄を訪れたとき、この大会の準備が行われていて、高雄市博物館などの公共施設が臨時休館になっていた。

ソウルオリンピックに対抗して、北朝鮮は「世界青年祭」とかいうイベントを開いたものの、世界の注目を浴びることはなかった。台湾のワールドゲームズ大会は、独裁体制を誇示するものでもなく、れっきとしたスポーツ国際大会であるにもかかわらず、中国政府は早速、代表団の到着を故意に遅れさせるという政治的示威を示したようだ。

馬英九総統がいくら中国になびいても、そのお相手は「面子つぶし」の嫌がらせ…・。つい最近ある中国首脳が、馬英九総統を「あの島の島主」と呼んだと伝えられたが、これが中国共産党の本心なのではないか。

 

【嫌がらせ】中国・ワールドゲームズ開会式ボイコット 
2009.7.17            「台湾の声」

 オリンピック以外の競技をカバーする国際スポーツ大会で4年に1回開かれる「2009ワールドゲームズ高雄大会」が台湾高雄市で7月16日開幕した。
 台湾時間の16日夜7時半よりメインスタジアムでワールドゲームズ高雄大会の開会式が始まり、開催国の国家元首として馬英九総統(大統領)が開会宣言を行った。  同大会には105カ国4700名の選手が競技を行う。また、金銀銅メダルは、台湾原住民と海洋、蝶の王国をイメージした台湾らしいデザインとなっている。
 一方、中華人民共和国(中国)の選手らは台湾到着を意図的に遅らせ、開会式をボイコットした。また、場外では「台湾国」の国旗を持った人々がワールドゲームの参加者・観客らを歓迎し、台湾独立建国をアピールした


高雄世運絢爛登場 中國隊缺席美中不足
  更新日期:2009/07/16 22:51 (中央社記者程啟峰高雄16日電)

2009世界運動會今晚在高雄世運主場館揭幕,由總統馬英九宣布世運開始,開幕表演結合科技與藝術詮譯台灣文化並凸顯海洋國家特色,讓世界看見台灣;現場4萬餘名觀眾為世運喝采。 中華台北隊進場時全場歡聲雷動,旗海飄揚,掀起現場高潮,不過,美中不足的是,中國隊運動員因故全體缺席開幕典禮,僅由掌旗學生持五星旗進場。 開幕典禮維安滴水不漏,下午3時30分起即在週邊中海路道路實施交通管制,下午4時30分起開放民眾進場,觀眾進場都經警方安檢並通過金屬探測檢驗門,但沒有嚴格限制帶旗幟進場,部分觀眾攜國旗入場,歡迎中華隊進場。 不過,100餘名獨派民眾下午在世運主場館外冒雨拉布條,表達台灣主權獨立訴求,過程平和,近傍晚6時雨停了,獨派民眾也散去,部分民眾繼續持書寫中、英文「台灣」的旗幟入場。 傍晚6時30分起進行「迎賓秀」暖場,由南部各級學校組團輪番上演創意宋江陣、樂旗對陣、野台開唱等,歷時1小時。
  馬總統與國際世界運動總會(IWGA)主席朗弗契(Ron Froehlich)由行政院長劉兆玄、立法院長王金平、高雄市長陳菊陪同於晚間7時進場,併肩坐在貴賓席觀賞開幕表演。 開幕表演由台灣小朋友高喊「高雄世運歡迎你」進場,並與國小朋友交換禮物,台灣小朋友拆開國小朋友送來的禮盒,張開世運會旗,揭開開幕表演序幕,象徵高雄世運傳承2005國杜伊斯堡世運。 在倒數聲中,場內一陣煙火巨響,開幕主秀登場共分三段包括,充滿原住民文化氣息的「福爾摩沙」、展現民俗文化的「萬民祈福」,以及呈現現代都會采風的「活力高雄」,呈現台灣之美、台灣的文化創意與科技成就。 運動員進場原定有92國近1800名選手參加,但其中中國、哥斯大黎加、緬甸僅有掌旗學生持國旗進場,沒有選手進場。地主隊中華台北代表團304名選手進場時,掀起現場高潮,觀眾歡聲雷動,馬總統也鼓掌歡迎。 會旗隨後進場,24名護旗人員展現台灣多元及毅力,象徵體壇盛會最高精神。 世運24位護旗人員每人背後都有可歌可泣的奮鬥故事,如去年在北京奧運比賽場上膝韌帶受損、歷經11次倒地卻奮戰不懈的蘇麗文;「台灣戰神」朱木炎;2008北京奧運舉重銅牌陳葦綾及盧映;參加法國超級馬拉松越野賽堅持跑完18天全程、卻不幸壞死性脛膜炎而導致雙腳截肢的「超馬媽媽」邱淑容.. 等。 護旗人員最小年紀的是剛從國中畢業獲頒總統教育獎的鄒族青年孔子翔,年紀最長的是高齡88歲、素有「台灣棒球教父」美譽的曾紀恩老教頭。 陳菊、國際奧會副主席豬谷千春、朗佛契隨後依序上台致詞,陳菊以台語致詞強調,台灣有能力辦好國際賽事,不應被世界遺忘;佛朗契開場則以國語說「你好,高雄」、「晚安、大家好」,令觀眾倍感親切。 大會司儀隨後與以中、英文邀請中華民國馬英九總統上台宣布世運開始,馬總統分別以中、英文宣布世運開始;在中華奧會會旗歌也是國旗歌聲中,中華台北奧會會旗冉冉上升,馬總統也隨之高唱國旗歌。 紐西蘭天籟女聲海莉、台灣歌手信、英國歌手羅素華生及本土實力唱將黃小琥分別壓軸獻唱9首歌曲,包括奇異恩典 (Amazing Grace)、月亮代表我的心 (TheMoon Represents My Heart)、飛翔 (Volare)、祈願者(The Prayer)、我的未來不是夢 (My Future ain't aDream)、淚光閃閃 (Nada Sousou)、河水湍湍 (Pokarekare Ana)、公主徹夜未眠 (Nessun Dorma)及我們是冠軍 (We are the Champions)。 其中,海莉與信對唱國語版的「月亮代表我的心」,更是High翻全場。 開幕典禮在環跑式絢爛的煙火中劃下完美句點,整場煙火施放時間達5分半,施放地點包括主場館與緊臨主場館的左訓中心,相互輝映,營造11波驚喜,最後還有虎尾花束拉手煙火。980716

 

 

 

 

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真夏の夜の独り言

2009年07月17日 02時54分55秒 | Weblog
真夏の夜は心地よい。窓を開け、蚊取り線香を炊く。扇風機もつけてみる。

家族が寝静まった頃、ディスカバリー・チャンネルの特集「宇宙」を見る。地球が属する銀河星雲は、いずれ(といっても45億年後に)アンドロメダ星雲に衝突する宿命だという。
番組の最後は、人類はいずれ居住可能な他の惑星に向かって旅立つことになるだろう…というコメントで締めくくられていたが、アメリカ人の脳天気さにはとてもおつき合いできない気分になる。
日本人は、こういうとき感じる言葉がある。そう、「諸行無常」ということ。人類は結局、皆いなくなるのだと思い、何かほっとした気分だ。

ニュースに眼をやると、日本人の平均寿命。こんなことが書かれていた。
日本人平均寿命、また延びた 女性は世界一をキープ

08年の日本人の平均寿命は男性が79.29歳、女性は86.05歳で、前年をそれぞれ0.10歳、0.06歳上回り、3年連続で過去最高を更新した。厚生労働省によると、女性は24年続けて世界で最も長寿で、男性は4位だった。がん、心疾患、脳血管疾患の3大疾患による死亡率が下がった影響が、最も大きかった。
 厚労省が16日に発表した「簡易生命表」で分かった。男女の平均寿命は、インフルエンザが流行した05年を除き、00年以降延び続けている。08年がうるう年でなければ死亡率は下がり、男女とも平均寿命は推計でさらに0.03歳長くなっていたという。
 厚労省が把握している海外の最新データと比較すると、男性の平均寿命が最も長いのはアイスランドで79.6歳、スイスと香港が79.4歳で続いた。女性は日本に次ぐ香港が85.5歳、フランスが84.3歳だった。
 日本人が3大疾患により死亡する割合は、男性が約55%、女性が約52%。3大疾患による死亡がなくなったとすると、平均寿命は男性が87.39歳、女性は93.05歳まで延びるという。
 

平均寿命を逆算すると、私自身が元気で、こういう夏を過ごせるのはあと数えるほどしかないだろう。今年は5月の20日間を台湾で過ごしたので、夏を2回味わうことができて、何だかトクした気分だ。

夏の夜も、8月初旬を過ぎれば、秋の気配に包まれる。本当の夏を味わえるのも、あと1~2週間だろうか。かけがえのないひとときを今味わっている。






 
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NHKが使い分ける「漢民族」と「漢族」

2009年07月17日 02時07分30秒 | マスメディア

新彊ウイグル自治区の反中国政府暴動を伝える報道の中で気になる表現があった。どのTV局でも、「漢民族ウイグル族の民族対立が背景にある」と伝えていた。
しかし、中華人民共和国における民族標記に従えば、「漢民族」ではなく、「漢族」と言うべきなのだ。
何故、こんなことにこだわるのかというと、NHKスペシャル(「アジアの”一等国”」4月5日報道)の偏向報道問題が、ひっかかっているからに他ならない。

あの番組への批判に対して、NHKは次のような一文を公表している。

『③「漢民族」について番組では、以下のように、「漢民族」という表現を使っています。「1937年、日中戦争が勃発。台湾統治が新たな局面を迎えることになります。当時台湾には、およそ500万人の漢民族がいました。日本は自らの領土内に、敵と同じ民族を抱え込むことになります。」

日本台湾学会理事である東京大学の若林正丈教授編著「もっと知りたい台湾」によれば、「台湾の民族は大きく漢民族系のグループと先住民族系のグループに分けることができる。(中略)また漢民族の下位分類である閩南(びんなん)系漢民族、客家(はっか)系漢民族、それに外省人」とあります。こうした研究者の見解なども参考にして、番組では「漢民族」という表現を使っています。』

不思議なことに、昨日の「クローズアップ現代」では、加藤青延解説委員が「漢族」という表現を使っていた。それまでの表記方法を改めたことになるのだろうか?
「民族」「…族」という表記には、自然人類学、文化人類学、歴史学などのさまざまな概念が込められていることは分かる。だが、NHKが「漢民族」とわざわざ表記するとき、そこには中国政府に対する遠慮あるいは無意識に中国に媚びる意識が込められているのではないかと疑う。

中華人民共和国憲法では、各民族が対等・平等であることを謳っているが、実際には、「漢民族」がそれ以外の「蕃族」(ウイグル族、チベット族、朝鮮族etc.)の上位に立ち、彼らの「偉大な中華文明」を強要しているのが実態だ。ウイグル族などの少数民族から見れば、これは「民族浄化」に他ならない。
NHKは、こういうニュースのキーワードをきちんと定義して報道すべきだろう。