新しい年も2日目の朝を迎えた。今朝も5,6センチの積雪、毎日これくらいだといい。久々早朝の散歩、新聞も休刊で足跡のない新雪を踏む。ラックも歳か、遠くのコースをいやがりほんの一回りで帰宅する。
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元日の朝、静かに雪が降っていた。いつも変わらない日課で、犬の散歩に出る。でも、新しい年のはじまり、不思議なことに気持ちだけは何となくさわやかだった。
お正月、家族揃ってお屠蘇を回し、お雑煮、おせちを戴いた。お汁粉は私は粒の小豆派、他はこしあんだ。孫や、子供たちに、準備したお年玉を渡す。息子家族がかけるが、そのうち年始に来るだろう。
食後、裏の八幡様に初詣に出る。帰宅すると年賀状が届いていた。静かに目を通すと、すっかり御無沙汰していた方々からの賀状に、多くの人にお世話になりここまで来た事に感謝の念が湧いてきた。
今年の恵方は東北東、地図で初詣先を探して猪苗代の土津神社へ出かける事にした。お酒が入ったので、娘に車を出してもらいみんなで出かけた。気温は零下、張りつめる寒さの中、雪の土津神社本殿に詣る。健康を、家族の幸せを祈る。破魔矢を求めた。孫たちは、「こどもおみくじ」なるものを引いた。なかなか教育的な内容だ。猪苗代のスーパーに寄って、孫にお年玉での買い物を体験させる。
帰りには長浜へ廻って水鳥と遊んだ。
いつも長浜には少ないコハクチョウが結構居た。オナガガモが圧倒的に多い中、キンクロハジロ、ホシハジロが混ざっていた。鳥インフルエンザでえさやりを自粛するところが多いようだが、長浜ではえさの看板も出ていて、皆が餌をやっていた。孫たちはそれぞれに準備してきたパンを上げていた。空腹なのだろうか、カモたちは争って群がってきた。コハクチョウは手から直接ついばんでくれた。また、近いうちに写真を撮りに行こうと思う。
夕方からしんしんと雪が降り始めた。しばらく静かなお正月を過ごしたいと思う。(2009.1.1)