約1ヶ月の夏休みを終え、孫たちは元気に登校していった。
久しぶりに青空が広がった午前中、オオルリボシヤンマの飛翔を写しに行った。
このトンボ、いつも♀の産卵は写せるが、あの見惚れるほど美しいルリ色の♂はなかなか写せない。
ともかく縄張りを行ったり来たり、なかなかホバリングしてくれない。
何年も前、志賀高原で産卵を初めて写したが、その後、近くの池で毎年産卵風景を写している。
産み付けられた卵は翌春孵化,ヤゴのまま少なくとも1回以上冬を越して初夏に羽化、高い山では羽化まで4年かかるようだ。
いつか7月半ばに、羽化したばかりの個体を撮ったが、産卵はこれから10月末まで続く。
きょうも産卵中の♀がいて、近づいてホバリングする♂をなんとか写したが、ピントが甘かった。
♂
♂
♀
産卵
いつしか、ギンヤンマやクロスジギンヤンマが姿を消し、少なくなったチョウトンボがひらひら舞っていた。
何となく秋の寂しさを感じる。
キイトトンボの産卵
オオアオイトトンボの産卵
真っ赤になったナツアカネ
帰りにヒメシロチョウの丘に寄ると、珍しくオオムラサキの♀雌に出会った。
ヒメシロチョウ
オオムラサキ♀
磐梯町から市内河東へ、穂を垂れ始めた水田を、磐越西線郡山行きが通った。 会津観音の向こうには頂が隠れる磐梯山。
日橋川の流れ、ゆく川の流れは絶えず・・・。
キアゲハ
ヒメアカタテハ
約2時間の里山を巡って家に着くと、小雨が降り出した。 ちょうど戻ってきた孫たちと一緒にシャワーを浴びた。
午後は激しい雷雨となった。
里山を巡りながら、いつも生き方を見つめている。これで良いのだろうかと。