今朝、新聞にさわやかな歌を見た。
" 人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香に匂ひける" ( 紀貫之)
吹く風は冷たく早春賦の世界だが、ようやくキクザキイチゲが開いた。
年々歳歳花相似たりである。

きのう、気温は16℃まで上がり、午後は春の陽が温かくなった。ミスミソウも春の陽に嬉しそうだ。
日差しに誘われ、10日ほど前に買って、寒さに躊躇していた花苗を庭の縁に植えた。
積もった枯れ葉をよけると、チオノドグサがつぼみがきれいに並んでいた。

やはりこの冬は寒かったのか、サンシュウの黄色い球ははじけてきたが、ウメやレンギョウの花芽はまだまだ小さい。待ちかねた春、すべてが一斉に動き始めている
