新聞の桜情報では石部桜が咲き始めたようだ。
早速、自転車を走らせた。東向きの枝は3分咲きと言ったところ、遠くから、近くから今年の石部桜を写した。
田起こしのトラクターが入り、畠仕事が始まっていた。
あぜ道を帰りかけると、数十人の観光客が上ってきた。いよいよシーズン到来、最近の桜見物のツアーのようだ。
近くにできた観光客用の駐車場に観光バスが2台止まっていた。
石部桜
【石部桜】 樹齢600年と推定される県内でも有数の古木である。樹高11メートル・枝張19メートル・胸高幹周囲0.5メートル~
]2.2メートル(計8本)会津五桜のひとつで、開花は4月中旬で満開時の景観はすばらしい。
この附近は葦名の重臣石部治部大輔(いしべ じぶだゆう)の屋敷跡といわれている。
午前中の曇り空からお日様が覗いてきた。
午後3時に眼科の検診があったが、思い立ってヒメシロチョウを撮りにでかけることにした。妻におにぎりを握ってもらった。
サンシュウ
土佐ミズキ
コブシ咲く
最近ヒメシロチョウが少なくなっている。毎年春、夏型を写真に撮って安堵している。
1頭だけ羽化していた。そよ風に弱々しく舞うヒメシロチョウ、なかなか止まらない。
やっと、はこべの茎に止まった。
山あいの田んぼの切れるあたりで、ニホンカモシカに遭遇した。
磐梯山の山麓、民家から数百メートルの里山で、特別天然記念物に指定されている珍獣に出会えるとは思ってもいなかった。
一瞬10メートルほどの近距離で顔を見合わせたが、堂々とこちらを見つめ、逃げる気配もなかった。
4,5枚連写したが、生憎2メガのカードは満杯、数枚前の写真を削除して、またシャターを切った。
やがて、森に帰る気配を見ていたら、数メートルの林の中から、こちらを物欲しそうに見つめていた。とてもかわいい顔をしていた。
昔、裏磐梯や喜多方での目撃情報は聞いたことがあったが、珍しいと思う。
ヒメシロチョウにも会い、ニホンカモシカにまで会い、嬉しい心地で帰路病院へ寄った。
手術から2週間、真っ赤だった白目もほとんど白くなり順調なようだ。
次は3週間後の診察となった。