ときどき陽が差すが寒い一日だった。
3時半、庭の気温はマイナス3℃、手袋なしでは手が凍える。
そんな中、萌ちゃんは学校から帰るとすぐに庭へ、連休中に武くんと作った「かまくら」の中に、雪のテーブルと棚を作っていた。
厳寒に聳える磐梯を撮りに庭に出ると、萌ちゃんは一人でスキーをしていた。
春を探すが,みな雪の中だ。
かろうじて顔を出した山椒の枝にカマキリの卵、優に雪に埋まってしまう高さだ。
低い気温に、枝を覆った雪も解けない。
雪から頭を出したドウダンの芽、緑のまま耐えたキンモキクセイ、
かろうじて赤く見える梅のつぼみはまだまだ小さかった。
いわきでは福寿草が咲き始めたという。
この腰までの雪の下で、スイセン、雪割草、福寿草もそろそろ動き始めているのだろうか。