2015.2.14 夜 真チャンからいただいた バレンタインのチョコ 見るだけでおいしい
伝統の会津絵ろうそくまつり、しばらくぶりに粉雪舞う御薬園で静寂の幽玄の世界を楽しんだ。
静の御薬園、動のお城と言うが、雪降りしきる黒闇に灯る炎を見ていると、すべてが静寂の中だった。
多くの人の流れの中にあっても、この静けさはなんだろうか。幽玄とはこのことなのか。
例年厳寒のこの時期は、降りしきる雪が一層の風情を醸し出してくれる。
昔、「ゆきほたる」というネーミングがあったが、まさに雪景色にほたるがゆらめいているようだった。
冷たいものが頬に当たり、雪が降っていたのかと分かる。
フラッシュを焚いた写真に丸い雪の粒が幻想的に写っていた。
雪の積もる暗闇、竹筒で取り囲まれた心字の池の対岸から御茶屋御殿の灯りがぼんやり浮かんでいた。
そして生で奏でる琴の音が響いていた。
最近は市内各所で趣向を凝らしたた絵ろうそくが灯されている。今度は、普段行かない夜の街も歩いてみたい。 2015.2.14
バレンタインの夜