短大グランド脇の高台に大熊中学校がある。ときどき脇を通る。
昨日、その大熊中から卒業式への招待状が届いた。おそらく近隣地区への感謝の気持ち、卒業生の旅立ちを祝って欲しい願いだと思った。
震災から今まで何年も、隣接する町内会として何も心の支えにもなれなかったことを反省している。
中学校と同地区の隣の牛ケ墓地区では住人とどんな触れあいがあっただろうか。
是非、地域の住民として臨席し、明日へ羽ばたく青年の前途を祝してやりたいと思っている。
○ 夕方、短大前のポストに手紙を投函し、帰りに短大図書館に寄った。
時折お邪魔しているが、この図書館の司書さんは館内の書籍の配置などいろいろ工夫している。
館内で目に付いたのは、特設コーナー「震災復興」が設置されていたこと。
関連する書籍が上手に飾られていた。もっと真剣に震災関連の考察資料を読まなければならないと思った。
同時に、おそらく十分な書籍もないだろう大熊の中学生が隣接するこの図書館をどう利用しているだろうかと疑問を感じた。
司書さんに聞いたところ、司書さん同士でいろいろ協力し合っているとのこと。蔵書の充実した大学図書館の有効な利用を願った。
○ 帰りにロビーを覗くと、卒業展が行われていた。短大の産業情報学科のデザイン情報コースの展示だった。
皆目知らない領域だったが、若きがくせいn有能な発想、才能を知ることが出来た。
個人個人の研究の成果が丁寧にまとめられていた。
普段、町内の通りで行き違う学生がこんなにも打ち込んでいたのかと思うと、うらやましさとともに、彼らの前途の明るからんことを祈らずにいられなかった。
受付で立派な「卒業研究発表会研究要旨集」をいただいた。若者の2年間の発想豊かな研究成果に感心させられた。
目と鼻の先の短大についても、ほとんど知らない。特に町内会でも身近な学校や、生徒についても理解しておきたいものだ。
【参考】 会津大学短期大学部には 産業情報学科 の他に 食物栄養学科 、社会福祉学科 がある。
http://www.jc.u-aizu.ac.jp/ http://www.jc.u-aizu.ac.jp/02/15.html
普段は思いもしない社会、関心を持つべきことがどこにでもあるのだと感じる外出となった。