エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

猪苗代湖に残留するコハクチョウ

2015-06-03 | 日々の生活

   

  例年、猪苗代湖には北へ帰れずに残留しているコハクチョウを見かける。

でも、これほど翼の落ちているのは見かけなかった。何ともかわいそうで、出来れば保護して、治療出来ないものかと思い、県の自然保護課へ連絡してみた。

写真をメール送信したら、「確かに翼はひどいが、外観からもそれほど弱っている様子はないようなので、様子を見守って。

相手は野生動物であるため、人の手を好まない存在、好意で保護しようとしても、拒まれてしまえばそれまでなので、見守るぐらいしかできない。

様子が変わって保護できる状態になったらまた連絡を。」と、適切なアドバイスをいただいた。

たしかに、体が大きく体力もあるハクチョウは捕獲するのが難しく、無理に捕まえようとすると、逆にストレスをかけて衰弱させることがあるようだ。

ときどき観察に行き、静かに見守っていきたいと思っている。

物言わぬコハクチョウが愛おしく切ない。


アマゴイルリトンボ

2015-06-03 | 自然観察

アマゴイルリトンボが出始めた。いつもの林道でゆっくり遊んだ。

1年ぶりに神秘的なルリ色に魅了された。まだメスは出ない。

   

 

   まだ色が出ない

いつも、少しのスペースに旋回しているのはサラサヤンマ、縄張りをときどき様子をうかがうようにホバリング。

なんとか撮るも、カメラの限界を感じる。我慢するしかない。

  

広い原っぱには,ギンイチモンジセセリが忙しく舞っている。ヒメシジミには少し間がありそうだ。

 

C 地点で,田の畦にアザミが咲き始めた。こんなところにゼンテイカも数株がきれいに咲いていた。

  

コアオハナムグリ                                            サビキコリ                                   ヘリグロアカカミキリ   

  

オナガサナエだろうか、いつもサナエトンボは同定が難しくて困る。

 ミヤマサナエか?

ハラビロトンボは成熟につれて体色が変化する。

未成熟♂ これから青くなる  

 ♀     ニホンカワトンボの交尾

 

E地点の池の水位を見に行った。久々に地下水が勢いよく流入していて一安心。何度も役所にお願いしていた。

この池、チョウトンボもイトトンボ類も年々数が減っている。マダラナニワトンボも数年見かけなくなってしまった。

ここ数年は水の管理を怠り、水質が悪化したため池となってしまった。カヤの繁茂もなんとかしたいものだ。

 カラカネトンボか?カキツバタ

エゾイトトンボ オゼイトトンボ

 

ところで、この木何の木だろうか。? アオダモに似ているが時期も少し遅く今が盛り、花もこんもりしている。