昨日は「森で遊ぼう」(第2回)があった。最高の天気に恵まれ、前日の雨でみどりが一層美しい森で過ごした。
この時期、地域ではいろいろなイベントが催されている。そのためもある?か、欠席者が多く、こどもの参加者は総勢20名、
我が班は4名に保護者が1名、打ち解けた良い雰囲気での楽しい1日だった。
到着して直ぐビオトープを覗くと、前日、池の端の草の茂みに見つけたシュレーゲルアオガエルの卵塊は一つだったが、今朝は3塊に増えていた。
また、昨日までなかったモリアオガエルの卵塊を発見し、嬉しくなった。
特に、池の周りに植林を続けてきたT会長さんの喜びは一入だったと思う。
カヤの葉上にカエルが眠っていたが、シュレーゲルか、モリアオか区別がつかなかった。
少し小振りのクロスジギンヤンマがさかんに産卵していた。
受付前から、壕に入ってアカハライモリをペットボトルに獲っているこどもがいた。「よく観察したら戻してやるんだよ」と、優しく諭した。
「今日は何か不思議なものを見つけてみよう!」と子どもたちに呼びかけ林道に入ると、まずクロヒカゲが迎えてくれた。
こどもたちが上翅にコブ状の隆起を持つシロコブゾウムシを見つけた。調査で見つけておいたキアゲハの幼虫も見た。
そして、モミジイチゴの実が完熟状態でみんなで美味しく食べた。
シロコブゾウムシ
林から抜けるとイチゴ畑におばあちゃん。みんな一個づつ赤いのを探していただいた。おばあちゃん有り難う。
野鳥を学ぶ計画だったが、目にしたのはヒヨドリ、聞こえたのがキビタキ、サンコウチョウくらい、でも最後にホオジロをゆっくり観察できた。
ひろばの周囲には八重のドクダミが多いことに気づいた。
涼しい風が吹き抜けるテントの下で少し早めのお昼をとった。
午後は笹巻き作り。ひもの結びが難しい。我が輩も3年目だが、すっかり忘れていた。
一人5つづ笹巻きを作った。これは家で煮てもらうが、の婦人会の方から出来上がった笹巻きをお土産にいただいた。
閉会の講評はIga先生。沢山の葉を見せながら、最後は穴の開いたフキを見せ「これは何の葉っぱ?」・・・こどもたちはフキと答えた。
「この穴はどうしたの?」・・・「虫が食べたの」と答える。では「葉を食べた虫は、誰に食べられるの?・・・こどもたちは「鳥が食べる」と。
こどもたちは、〈みどりの意義と食物連鎖を分かりやすく聴いた。葉っぱと鳥が関連していることを知った。〉
清々しい一日を過ごして、帰宅後、安堵感が広がった。冷えたビールを一気に飲んでしまった。
買い物にも行けなくなったと妻が嘆いたが後の祭り、ごめんなさい!。
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今日は町内のUeさんの葬儀、代表して参列した。穏やかな、几帳面な方だった。
立派な故人に敬意を表し、謝し、残されたものが精一杯の生きることを約束した。
こうして1日1日、時が忙しく過ぎて行く。