今日も忙しかった。午後3時から、短大での講演会を聞きに行った。6時からは10月に行われる地区文化祭の会議。
天気予報では、午前中は曇り時々晴れ、午後から大気の不安定で荒れ模様とのこと、昼前に約2時間ほど里山を巡る。
時期梅雨入りと思われるさわやかな晴れ間だが日差しはかなり強い。
例年のことながら、いつもの山道はテングチョウが数十頭乱舞していた。新鮮なミドリヒョウモンやコムラサキも吸水にきていた。
いつもはニワハンミョウだが、久々にハンミョウにあった。それにしても美しい。宝石の怪獣だ。
♂ ♀
オオミスジに会えた。枝で交尾したペアに別のオスがアタックしていた。
写真をよく見ると、左隅に蛹の抜け殻のようなものが見える。偶然ながら、良いところに止まってくれた。
30年くらい前までは、我が家の梅の木を旋回していたオオミスジだが、いつしか消えた。徐々に、そしていまも自然が失われている実感だ。
草むらでは、大分傷んできたヒメシジミが、賑やかに戯れていた。♀の斑紋異常の個体を見つけたいと思っている。
いずれも、メスの別の個体だが、数年前に出会った程の異常ではないが、少しづつ斑紋が違う。
ヤマガラ?が飛んできて、マツの枝で盛んに虫を探していた。
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短大での講演会、講師は 日本福祉大 野口教授
演題は「安心して地域に住み続けられるまちづくり -地域包括ケアシステムとセーフティネット-」
我が町内会でも参考にしたい思いで聴講した。市や国レベルの話も、町内に下ろしての視点で聞き、いろいろなヒントをもらった。
中でも国の人口構造の危機は町も同じ、現在の世帯別の家族数を基礎に新たな町内会のあり方を考え直さなければならない。
安心、安全を基礎に、共に助け合い一人ひとりが健康に生き甲斐を持ち、自立・充実した生活と人生を過ごせる地域社会の形成を目指すことが大切だろう。