エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

あどけない すずちゃん

2016-02-06 | 日々の生活

 

健気なすずちゃんが婆ちゃんとひときり笑っている姿を写真に撮った。
あどけない、かわいい笑顔にジーンと来るものがあった。
 『あどけない』・・・goo辞書には「無邪気でかわいい。無心である。」とある。
1歳5ヶ月になるすずちゃんの『あどけない』は
〈・無邪気な ・天使のような ・幼くてかわいらしい〉あどけない様子だろう。

 

 

「あどけない」と言いうと,千恵子を思い浮かる。

 智恵子は東京に空が無いといふ。
 ほんとの空が見たいといふ。
 私は驚いて空を見る。
 桜若葉の間に在るのは、
 切っても切れない
 むかしなじみのきれいな空だ。
 どんよりけむる地平のぼかしは
 うすもも色の朝のしめりだ。
 智恵子は遠くを見ながら言ふ。
 阿多多羅山の山の上に
 毎日出ている青い空が
 智恵子のほんとうの空だといふ。
 あどけない空の話である。
        
千恵子の『あどけない』は
 〈・素直な ・無邪気な ・無垢な・心がきれいで、邪な部分がない〉あどけない様子だ。

 すずちゃんは、毎朝7時半ころに我が家に到着、長い1日をお利口で過ごしている。
いつしか眠くなるとおんぶ,おんぶで、ばーちゃんは午前と午後、通算3~4時間はおんぶしている。治りかけた膝も悲鳴を上げている。
 じいちゃんこっちと合図して手を引いて、何回も大好きなジャンプをせがむ。
 じーちゃん大好きはいいが、やりたいことも何度も中断、明日の総会の準備もままならない。