先日、県立博物館の館長講座に参加し、福島県の自然史博物館のあり方を聞き、その必要性や建設の進め方について考えた。
ゲストの講演では、県内各地の特色ある自然が示され、福島県は自然が豊かであることを再確認できた。
しかし、各地域の施設は展示のみで、研究や資料収集はなく、研究者もいないことが示された。
さらに、県内の関連機関でも、野生生物の研究者が少なく、他県と比べて福島県は自然史・研究・保全の暗黒地帯とまで表現され、唖然とした。
薄々感じてはいたが、がっかりする話しだ。
細々と昆虫の保護を訴え活動しているが、なるほど、行政への要望が実現できないわけの一端を知り、中半あきらめている。
今後は、次代を担う子ども達に、自然の中で植物・昆虫などに関心を持たせ、自然への畏敬の念を抱かせ、自然保護の思想を抱いて欲しいと願っている。
あらためてそんな活動が第一と考えた。もっと自然や環境に意識・関心を持って欲しいと感じている。
(参考:拙ブログ)[地域の自然守る 自然史博物館を 2015-09-11 ]
http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/8749a89d19df3163d4c109cff3594b81