A地域の池を巡ってあと、Hさんの山際の畑を訪ねた。ここへ行けば必ずジャコウアゲハに会える。
ピンボケ オオルリボシヤンマ
しばらく見なかったジャコウアゲハがさかんに産卵していた。例のごとく、前脚で別の草と確認しながら。
ときどきオスも訪れるが、相手を探してのことだろう。
梅の木で一休み
これはドクダミ 産卵開始
畑の一角はジャコウアゲハのためのウマノスズクサの畑だ。
種がこぼれ次々に新芽が出ている。
我が家もどんどん増えているが,残念ながらしばらくジャコウアゲハの飛来はない。
卵もあれば、蛹もあった。
蛹化寸前の皮を脱げない幼虫がいた。帯糸にぶら下がっている。尾の固定が十分でなかったのだろうか。
哀れ
オオチャバネセセリ 久々に見たヤマトシジミ 少なくなった
ハラビロトンボ もうこんなに大きく
9月の2時間の出前授業、絶滅危惧第1類のヒメシロチョウの話と、観察をセットで考えている。
でも学校は、ヒメシロの里からはかなりの距離があり少し無理なことが分かった。
昨日現地へ行った。そこは数カ所にツルフジバカマの群生する場所があり、昔ここでもわずかにヒメシロチョウが発生していた。
炎天下に数頭のヒメシロチョウが舞っていた。本当に局所的で、あらためて食草の分布を思った。
裏の山までの農道を歩いてわずかに生息するひろばまでは1㎞ほどで、虫も少ない。
局所的にわずかに生息するヒメシロチョウ、9月中旬ならヒメシロ第3化の産卵も観察できるかも知れない。
ツルフジバカマを移植したい。教材化も良いだろう。
今回は小学5年生だ。昆虫について話、難しいこと要らない。
目的の第一は、郷土に細々生きる絶滅が心配されるチョウを知らせることだ。
出来ればその保護活動を子どもたちに託したい思いでいる。
吸水 産卵
求愛 一休み