県の野生動植物保護サポーターの研修会があった。
夜は町内の第1回の合同役員会の会議があり、会場の三春までの往復はきつかった。
研修内容はふくしまレッドリストに関わる内容で、昆虫に関しては塘教授から〈希少な昆虫の保全について〉の興味ある話があった。
小生が保護の対象にしているトンボについては、マダラナニワトンボは変わらず絶滅危惧第Ⅰ類だが、
コバネアオイトトンボはこれまでの絶滅危惧第Ⅱ類から準絶滅危惧へダウン、
カラカネトンボは変わらず第Ⅱ類のまま、チョウトンボは準絶滅危惧種だったがこんかいは情報不足となっている。
また、ミヤマシジミが絶滅Ⅱ類から絶滅Ⅰ類へ益々心配な状況となった。
会津若松市内では絶滅したものと考えている。ヒメシロチョウも準絶滅だったものが第Ⅱ類へ危険が増した。
すばらしい講演の後、アメリカザリガニの駆除について質問した。
○ 自称トンボ池が、死の池と化している現状、
○ 池の生態系は池の植生、水質、外来生物により生態系が改悪し徐々に崩壊したこと、
○ 特に「要注意外来生物」アメリカザリガニの侵入により水生生物が危機状態にあることを訴えた。
そして、アメリカザリガニの駆除方法についてを伺った。幾つかのヒントをいただくことが出来た。
なるべく早く、駆除方法を検討し、実践したいと思っている。
研修会で県への要望と提言をまとめ、持参した。
その一部を、ときどきお世話になっている福大の塘先生へ手渡した。
今後アメリカザリガニの駆除について指導を仰ぎたいと思っている。
帰路、三春町内で信号待ちに土手にキタキチョウを見つけた。
車を降りて観察した。もう羽化したのだろうか、越冬個体だろうか。
高速道で帰宅、何とか町内の会議に間に合う。 (2018.3.1)