長い冬期間に、雪に覆われたトンボ池を考えない日はなかった。
自称トンボ池の状況を憂い、関係行政(県、市)へ要望に出向いた。
トンボ池が、既に死の池に化しつつある危機的な状況だ。
池を管轄する県へは、トンボ池の意義やここに至った経緯等について話し、この池の適正な管理をお願いした。
Yさん,Wさんが真摯に聞いてくれた。
要望の基礎は、「自然環境の保全」で、
現状の問題点を挙げ、それらの具体的な対策をお願いした。
○ 池の水位え、水質の定期的な観測、
○ 生態系破壊の要因として植生の管理、
○ 要注意外来生物のアメリカザリガニの駆除
○ 木道の改修 etc
その足で、市の赤井谷地を管理する課へ寄った。
過日、新聞報道で知った「赤井谷地湿原の観光誘致」の真意を尋ねたかった。
初めての、突然の訪問だったが、Iさんが真摯に耳を傾けてくれた。
そして、谷地周辺のビオトープネットワークの意義や、現在の保全の危機的の状況や、
自然史遺産としての活用などについて話を聞いていただき、参考資料を添えた。
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・産卵するマダラナニワトンボ 姿を消して 6~7年になる
・チョウトンボも姿を消した
・かつて見られたオオアオイトトンボの集団産卵
・かつての豊かな水辺 池の9割がアシに占拠 開放水面1割 植生が変化し、アメリカザリガニが侵入し その他の水生生物も消えている
(参)里山の自然 荒廃を憂う 2016-11-17 | 環境問題
https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/29f0486c36f3a0c52874d6215c8a5c3a