エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

レク公園を歩く  ミズバショウ

2019-04-07 | 自然観察

地区区長会総会が終わった。 町内会と改選時期が違って、世話役はもう1年止められない。

一段落で、これからは、子どもたちとの「自然観察教室」に専念出来そうだ。

 

レク公園にミズバショウを見に行く。いつもの時間だ。

コースは、長原から滝沢峠を越え強清水へ。

居合の土手にタンポポが咲き始めていた。じっくり観察すると、セイヨウとエゾが半々くらいだった。

エゾとは少し違うか。4倍体ほどではないが、迷うものもあった。

エゾタンポポ 

    セイヨウタンポポ

私道でも一輪咲いていた。完全な4倍体雑種だ。

  

 

ついでに,こちらは大塚山墓地で、間違いなくエゾだ。

 

滝沢峠から強清水への出口付近に、フサザクラがある。今年も咲き始めていた。

図鑑を見ると 「花には花弁もなく萼もなく、多数の雄しべが垂れ下がる」

      「葯は長さ6~7ミリの線形で暗紅色、雌しべも沢山あり、柱頭はゴルフのクラブのように膨らむ」とある。

  フサザクラ

強清水から 

   ベニマシコ

   ジョウビタキか

ミズバショウが咲いていた。 いよいよ春だ。                        長年,池の管理と一緒に要望してきた木道の修理が始まるのだろうか。

  

  

文学の道を歩いた。

  「二つに裂けて傾く磐梯山の裏山は

  険しく八月の頭上の空に目をみはり

  裾野遠く靡いて波打ち

  芒ぼうぼうと人をうづめる

  半ば狂へる妻は草をといて藉いて坐し

  わたくしの手に重くもたれて

  泣き止まぬ童女のように慟哭する 」

          光太郎の碑が切なかった。

 

 

 

帰りに、マンサクの園をゆっくり鑑賞した。

トサミズキ  ヒュウガミズキ

 トサミズキ越しに磐梯 

 どうなるのか?

  

今日も、疑問がいくつも湧いた。 

 

ゴミステーションの脇にキナナアマナの群落。

  

我が家のウチワノキ満開。

 白い花の名は?