エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ボタンクサギ咲く  ホシミスジ考察

2019-08-04 | 日々の生活

 

 梅雨あけから1週間、猛暑が続いている。この厳しい暑さに、一人山行きは許可がもらえない。

 日課の朝の水やり、ツバメシジミがホースを握る手に止まり、ストローをのばした。

 薄いピンクのボタンクサギが満開だ。濃い紫色のつぼみだったのに、ちょっと残念だ。

  7/30 7/31

 8/2 

ふと、昨年はいつころ咲いたのか?ブログ内検索をした。

すると、昨年退院後の庭の様子が飛び込んできた。

 拙ブログ 「おぼつかない脚で庭に出る」 2018-08-27 | 日々の生活
          https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/9f17af43da782235759f33517e7718ce


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久々の緑,おなじみの一木一草が懐かしかった。
この猛暑の夏を、みんな元気に頑張って、精一杯生きてきたのだ。
ICUで家族が”4日間が山”と言われた。
奇跡的に救われた命と思っている。
  頬こけて 良寛の如 生きんとす
  病床に 秒針の歩を 見つめおり
  主なき庭の様子を語る妻サルスベリの花咲き始めしと
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とあった。

そうか、今頃はICUから、一般病棟へ移ったころだったなあ。

あの時のつらさが浮かんだ。同時に、健康のいかに素晴らしいかを思わざるを得なかった。

ところで、ボタンクサギは例年7月末~8月始めにお咲いていた。

K君の庭からいただいた思い出の花でもある。

 

ホースの水に戯れるようにオオシオカラトンボが飛んできた。 ひらひらウスバカゲロウが舞った。

  

傷んだホシミスジが、生まれ故郷のユキヤナギに止まった。もう産卵を終えたのか?と尋ねた。

  


8月末にホシミスジの羽化を見たことがあった。これから第2化が出るのかもしれない。

40年も繰り返す我が家の庭のいのちのバトンタッチ、永遠に続いてほしい。

 

以前の記録   以下は、別々の個体  蛹は、たぶん越冬態ではなく、第2化と思われる。

羽化 2006.8.29

蛹化態 2009.8.20 前蛹 2009.8.26