何年も、我が家のウマノスズクサが食べられずに寂しかった。
何年ぶりだろうか、数頭のジャコウアゲハが飛来、毎日産卵している。
気がつかなかったが、驚いたことにもう3~4齢の幼虫も数頭も見つけた。嬉しいニュースだ。
ジャコウアゲハは、近くの木の葉を一つづつ前脚で触りながら 、時間をかけて、間違いなく食草ウマノスズクサの葉にダイダイ色の卵を産んでいた。
もう3日の滞在だ。しばらく幼中の成長を観察できそうだ。
庭にはウマノスズクサがあちこちに殖えている。
ツルを伸ばし、木にからまって3m以上にも伸びているのもある。独特な花は咲き終わったところだ。
ヒメシロチョウの唯一の生息地の土手にもウマノスズクサも生えている。
河川事務所には、ヒメシロチョウ保護のためにツルフジバカマを刈り残してもらっているが、
今年はウマノスズクサも残してもらうようお願いしている。
ジャコウアゲハも少なくなり心配だが、食草のウマノスズクサそのものが絶滅危惧種になったという。
ジャコウアゲハがいつまでも我が家を訪れ、元気に巣立って欲しいと思っている。
前脚でしかと認めしいのちの葉ジャコウの産卵待ちわびし日々
野ブドウで吸蜜
待ちどうし開花 ハチ多し