近くのレンコン池は無くてはならないビオトープだ。
春先、この池が消える心配をした。
年中水がたまっているこの池に水が入らず、長い間干からびていた。もうレンコン栽培が終わったのかと思われた。
持ち主に様子を伺う寸前に、水が入った。
オアシス復活を喜んだ。
この方面の里山を巡るときは、先ずこの池をのぞいて季節の移ろいを感じていた。
市街地の水辺と違って、自然に恵まれた地域でのビオトープは重要だと思う。
いろいろな水生生物がすぐに棲みつく。
ツチガエル ギンヤンマ
問題はこの水辺の管理だ。
かつて絶滅危惧種が棲みついた水辺があるが、行政の無関心で、いまや死の池に化してしまった池がある。
訴え続けているが、あれから10年にもなる。
残念でならない。