立春はとうに過ぎたが、先日、穏やかな春日和におひな様を飾った。
お内裏様と三人官女の並ぶケースの裏に、”昭和48年3月 Shinn誕生” とある。
長男が2月はじめに生まれた。
4人姉妹の末娘の孫誕生に信州から妻の両親が滞在中で、
当時在住の川俣町の商店街で(確か伊達屋と言ったか)贈られた雛人形だ。
押し入れから1年ぶりに飾るおひな様は明るかった。
当時を思い、妻の両親の顔が浮かんできた。
”明かりを点けましょぼんぼりに~
お花をあげましょ 桃の花~”
ケースのオルゴールが鳴った。何だか切なくなり胸が熱くなった。
もう一度ゼンマイを回してみた。
週末には、孫のSuzuちゃん(5歳)は部屋へ入るとすぐにケースのオルゴールを鳴らす。
今日、近くのIwaさんから.膨らんだウメの木の枝をいただいた。
早速ケースの横に生けた。
慌てて、我が家の梅を見ると,白加賀は直に咲きそうだ。豊後もほんのり紅く膨らんできた。