エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

梅雨明けか?

2020-08-01 | 自然観察

爽やかな1日だった。

二本のキュウリ苗を植えて一ヶ月ほどになるか、背丈を超えても雌花が一向に見えなかった。

久々に雨が上がった庭の片隅を覗いてびっくり。 根もとにお化けキュウリが横たわっていた。

長さ45cm、太さは直径7cm。見たこともない見事なキュウリだ。

よく見ると、4~5cmの雌花が4つ5つ、目の先のほどよいのを1本収穫。

 

シモツケ フランネルキアゲハ用

ムクゲ ヤブラン

梅雨開け間近だろう、良い陽が差し青空が広がった。

こうなるとジッとしていられない。しばらく行かなかったヒメシロの里へ出かけた。

水のたまった休耕田には背丈の低いセリが満開だ。

珍しくメスグロヒョウモン♀、忙しくキトンボがスイスイ。ハラビロトンボは濃いブルーの♂ばかりだ。

メスグロヒョウモン 

 ウラギンスジ  キイトトンボ

隣のヒメジョオンの休耕田には、ジャノメチョウ、ヒメアカタテハ、キタテハ、ウラギンスジヒョウモンなど。

 

 

  

マユタテアカネ翅班型 

♂ 未成熟♂ 

ハラビロ♀ オツネン

珍しくミヤマカラスアゲハが吸水に。夏型は、裏面後翅の白帯はほとんど見えない。 

半世紀も前、信州でのミヤマカラスアゲハの7~8頭の集団吸水を思い出した。

  

ツルフジバカマの咲く一角に、数頭のヒメシロチョウが。遅い夏型だろう。

吸蜜したり、休んだり、ときどき産卵したり。

いつもの土手はすっかり草刈りされていた。

      

  産卵

   

コジャノメ 

明日は、大きくなったジャコウ幼虫を放しがてら、土手の様子を見に行こう。

今日から8月、いよいよ学校も夏休みだ。

5時過ぎ、土砂降りの雨だ。