里山を巡ると、いつも新しい発見がある。
○ 異種間の連結を発見
コバネアオイトトンボの状況を見に池の周囲を散策した。
白い粉が吹いたアオイトトンボが多く、オオアオイトトンボやコバネアオイトトンボはほとんどいない。
コバネも池を離れだしたが、今日も♂は見られなかった。
アオイトトンボも連結し始めたが、今日は珍しい異種間連結を発見した。 アオイトトンボ♂が、♀のモノサシトンボと連結していた。
交尾もするのかしばらく見ていたが、飛び立つ瞬間に離れてしまった。
ネットで調べると異種間の連結の記録はたまにあり、交尾、産卵の例もあるようだ。
○オオトリノフンダマシを初めて見た。
よく図鑑で見ていた鳥の糞に似たクモの仲間だ。橙色の独特な紡錘形の繭のようなものが糸に張られていた。
これは卵のうだと思い近くを探すと、カヤの葉裏に鳥の糞を見つけた。 初めて見たオオトリノフンダマシだ。
ネットに 《卵のうは紡錘形、長径32mm,短径12mm位. 淡黄色~褐色, 500~600卵. 黄褐色の卵のうを2~4個作り,
自分のひそんでいる葉の近くにつるしておく.》 とあった。
動きを見たかったが、、クモはネバネバして気持ち悪くて触れられなかった。
オオトリノフンダマシと卵嚢
○ モンシロドクガを見る
幼虫の写真(ネットから)
真っ白な蛾を見つけた。普通は前翅後縁部に薄い茶色の紋があるがほとんど見えない。 幼虫は、黒色地に、黄色~オレンジ色の帯と白色の紋があり、
見たことがありそうだ。
以下は、今日のお友達
オナガサナエ♂
コノシメトンボ交尾
ミドリヒョウモン
ウラギンスジヒョウモン
シオカラトンボ♂
ノシメトンボ♀
チョウトンボ♀
シオカラ♀
ノシメトンボ♂
オオチャバネ
イチモンジセセリ
アオイトトンボ
コバネを思わせる眼
皆白い粉を吹いている
オオアオイトトンボ♀
少ないコバネアオイトトンボ♀
ハラビロトンボ♀
痩せ蛙オリアオガエル
ソバつぼみ
サワギキョウ
マユタテアカネ未成熟♂
ダイサギか
メジロ
マダラナニワトンボ未だ見られず。
炎天下の林道は応える。汗ひどし。水分補給しながら早めに退散。
今日の会津若松市の最高気温 36.0 (13:52) 久々の猛暑日なり (2020.8.26)